日給で換算してみることが大事

パートで働くのに日給制と月給制で有利なのは

日給で換算してみることが大事 インターネットの普及に伴い、現在では、ものすごい数の就職サイトや転職サイトが存在します。募集広告を丹念にチェックして、次の就職先を探しますが、募集内容で、ふと躓くことがあります。それは給与の仕組みに関する悩みです。日給制と月給制という、二つの異なる給与体系で募集されている会社が実に多いです。われわれ、失職者の立場からすれば、日給制でも月給制でも、給料さえもらえればよいと考えがちです。

ところが、サイトで雇用契約に関する詳細をチェックすると、驚くべき事実が判明します。それは、非正規雇用者としてパートで働く場合でも、日給制よりも、月極の月給制のほうが有利であるという事実です。端的な例を示しましょう。5月の大型連休や、お盆やお正月の連休を想定してください。月給制の場合では、会社の規定で定められている休みを休んでも、給与から天引きはされません。

ところが、日給制では、事情が180度違ってきます。日給制で契約して働いている会社では、これらの大型連休に休んだら、容赦なく給与から天引きされます。つまり、実質働いた分しか、給与が支払われないということになります。これでは家族を連れて、おちおち、里帰りだってできません。